コロンビアじゃなくてコロンビアね!

やってしまいましたね、アディダス。。
サッカーの南米選手権100周年を記念して行われた「コパ アメリカ センテナリオUSA2016」(今回はアメリカ・メキシコ等の北・中米組も参加する国際トーナメント)に乗じて、アディダスはコロンビア代表の新ユニフォームの広告を公開。本来、「おーかっこいい」、で終わるはずの広告が予想以上に(悪い意味で)注目を浴びてしまったのはでかでかと「COLOMBIA」となるところを「COLUMBIA」とスペルミスしてしまったため。

痛恨のミス。。当然このご時勢ですからSNSで炎上(特にコロンビア)してしまい、アディダスはすぐに公式謝罪、広告を訂正。アメリカ国内で起きたこと、無知が招いたことではあるものの、コロンビアの消費者を不愉快にしてしまった罪は重い。ちなみに2015年度のアディダスグループ(リーボック等含む)のアニュアルレポートによると、グループの南米売上高は世界の11%を占めるに過ぎないが、コロンビア内の売上高は不況にも関わらず二桁成長を記録しており、消費意欲の強い中間層が増加している背景からしてもこのミスは重い。担当部長はグループ会社に左遷するもそこでも煙たがられ、そして担当者は一生このミスを引きずるんだろうと勝手に想像するだけで心が痛みます。早めのビズリーチ登録をおススメします。

教養のある友人に「コロンビアに行くよ」って話をして驚かれる事が多いのですが、大抵コロンビア大学をイメージしていて「MBAじゃなくて国のコロンビアのことだよ」って説明すると一旦安心してまた違う意味で驚く。え、何その一瞬安心した顔、失礼な。そして優秀な彼らもしくは無駄に雑学に強い人は既にこの違いを知ってたりする。抜け目ない。

アメリカのアウトドアウェアブランドのコロンビアは「Columbia」、MBAで有名なIVリーグのコロンビア大学も「Columbia」、ソニー傘下の映画会社のコロンビア映画も「Columbia」。そう、アメリカ人からするとColumbiaのスペルの方が身近です、というか英語で言えば間違いではない。なぜなら、そもそも国名のコロンビア共和国もこれらの会社も、大航海時代にキリスト教の白人でアメリカ海域に初めて到達した、かの有名なコロンブスに由来しているという意味では同義だから。伊ジェノバ出身とされるコロンブスはイタリア語でCristoforo Colombo、しかし英語ではChristopher Columbus。アメリカの国語の授業でColumbusを所有格に変換せよって問われたら大正解だったんでしょうね。残念です。

*類似の件で、日本語でたまにコロンビアでなくコロムビアと表記されるケースも見受けられますが、固有名詞等の例外を除いて当サイトではコロンビアで統一しています。

参考サイト: http://fusion.net/story/312362/hey-adidas-its-colombia-not-columbia/ adidas 2015AR

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です