フリーテル 年内にコロンビア進出

フリーテルの端末がメキシコ大手のAmrica Movilと提携、年内にもコロンビアに進出ということで少しまとめました。

 

フリーテルって?

まず、既存の携帯キャリアでiPhone使用して満足してる人はそもそもアンドロイド端末とか興味ないだろうし、携帯買い換えようかなって人じゃないとフリーテルとか知らない人多いのではないかな。それでも下記のCMは見たことあるかと思います。

うん、佐々木希がキレイ。佐々木希だったからCMは覚えているけど結局どこの会社のCMだったかうろ覚えなのはワタシだけではないはずです。でも実態は日本国内のMVNO(格安SIM/格安スマホ)市場におけるトップでもあり、急成長してる日本のベンチャー企業なんですよね。MVNOと聞いて「はてな」な人はNewspickで簡潔にまとめられているのでご参照ください(フリーテルがスポンサーの記事ですが宣伝宣伝してないからおススメです)。

凄いざっくりですが、格安スマホのユニクロみたいな会社です。ユニクロの商品は中国製だけれども商品開発は日本だし品質管理は日本基準だから誰もユニクロ製品の質がクソだとは思わない(もっとも深センを始め中国の電化製品のモノづくりの基準は大半の日本人が考えているより遥かにレベル高いです、というか遥かに日本の先を行ってます。当然、分野によりますが。)のと同じで、フリーテルも現在中国製だけれども商品開発は日本、品質管理も日本基準を謳っている「Made by Japan」の会社です。彼らの言葉を借りればODMではなくJDM(Joint Design Manufacturer)といって、ただ委託先に投げるだけじゃなくて、部材の選定、生産手順の管理、品質の判断に至るまで、製品作りのプロセスすべてに渡って深く関与しているようです。個人的には中国の小米と被ってしまうんですがね。。

 

中南米進出

America Movilは以前記事にも書いたように、中南米に販路を持ち契約回線数は世界4位のメキシコ大手。コロンビアでは最大手のClaroというブランドで営業していますね。まず、この提携は本当に凄いこと。2012年創業のベンチャーがよく提携できたな、というのが正直な感想ですが、ベンチャーとはいえフリーテルの経営陣を一瞥すれば凄い肩書のメンバーと十分なグローバル感は伝わってきました。2016年9月現在、既に中南米ではチリ携帯大手のEntelと提携してチリとペルーで販売されていて、Amrican Movilを通じて来月10月にはエクアドル、年内にはメキシコとコロンビアに進出するとのこと。続いて、ジャマイカ、ドミニカ共和国、エルサルバドル、ウルグアイ、パラグアイ、グアテマラ、そしてアルゼンチンに進出予定。ベンチャーならではの身軽なフットワークはお見事です。既存の日本の企業らしくなくていい。ただ端末の販売だけだといずれ消耗戦になるの明らかだからどうビジネスモデルを変更させていくのかは凄い楽しみです。

 

コロンビアのスマホ

いい機会なのでコロンビアのスマホ保有率に触れておこうと思います。
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2015年7月のemarketerによればコロンビアのスマホ保有率は2015年で51.4%。2018年には66.0%と予測されるも、2014年12月に発表された記事での2018年予測は60.9%だったので現在予測される2019年の69.7%の数字も実際はもっと上方修正されるんじゃないかと思います。また、周りの大学生見ても既に大半はASUS、Huawei、サムスンのスマホなので、上記の数字だけ見てたらマーケティング絶対ミスるんじゃないかな。iPhoneは関税の関係で高いので金持ちエリアまで行けば見かけますがワタシのいる大学周辺ではまずないですね。

iPhone7にSuicaが対応する(今更感は本当に否めない)ってニュースで日本は沸いているようですが、フリーテルのコロンビア進出による格安スマホの更なる浸透、アンドロイド王国の復権に拍車がかかるのは間違いないですね。是非暴れまくって欲しいものです。

出所:
Latin America Home to 155.9 Million Smartphone Users
Budget smartphones from Japan to debut across Latin America
Japan’s Freetel smartphones bolster overseas offensive
Could Smartphone Underdog Freetel Help Reclaim Japan’s Tech Throne?

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