クラスメイトから視るボゴタの外国人

新しいクラスも始まったので一度クラスメイトから垣間見るボゴタの外国人、そして彼らと一緒に学んでいて思うことに関して記載します。

現在のクラスの国籍:ドイツ6人、オランダ2人、イギリス1人、スウェーデン1人、インド1人、オーストラリア1人、ブラジル1人、韓国1人、中国1人、日本1人

家族の仕事の関係で来ているブラジル人の高校生(生意気だけど凄いいい奴)を除いて、歳は20代から30代前半まで多様です。大半はコロンビア人の彼氏彼女がいて移住してきた、大学を休学してボランティアをしに来た、といった理由でしょうか。中国人の子は家族で中華料理屋を経営するため移住したという中国人の典型例です。

現在一緒に住んでいるのはフランス人で、彼らもボゴタに多いのは事実ですが、フランス語とスペイン語は同じロマンス諸語に属しているということもあって彼らは留学に来る以前からスペイン語を話せる学生が多くわざわざここでスペイン語の授業を取る人は見かけません。(追記:交換留学生は無料で大学のスペイン語を受講できるらしく、そこにフランス人はいたりするらしい)

ボゴタに限らずコロンビア中にとにかく多いのがドイツ人。大半がギャップイヤーを利用してボランティアをしつつ言語を習得。大学入学前の期間だったり大学を休学して来ていたり様々ですが、就職前にギャップイヤーを数年利用するのは珍しくもなく結構当たり前にやっています。ドイツ人学生が群れてグループになっているのを見たときは脅威さえ覚えましたがね。海外の大学に留学して中国や日本の学生は群れる傾向にあると思いますが、群れるとやっぱ外からはいい感じには見えないですよね。。また彼らは日本の学生と比べて金はないけれども、ボランティアを通じてちょっとの小遣いと飯付きのホームステイでどうにか工面しているとか。(ワタシ自身、大学を1年休学してイタリアに語学留学をした身として、ギャップイヤーの利用者が増えて欲しいなって常々思います。こんなチャンスないっすよ、学生さん。)偏見はありませんが、ヒッピーに近いミニマリスト、ベジタリアン、女の子だけど坊主、とキャラがみんな濃いです。

普通の大学生と違って社会人を経験してる人も多いから自ら授業料を払って居眠りする人は当然いません。意識も高い。

そして授業中によく思うんです。同じ授業料を払っているのに欧米人は確実にアジア人より投資回収していると。先生に質問されない限りなかなか発言しないアジア人と比べて、とにかく先生の説明をも遮って発言する欧米人。自己中なんです(もちろん全員ではないですよ)。でもここで大事なのは言語習得であって、他人にどう思われるかじゃないんですよね。空気の読めない人間、ちょっと考えればわかるような質問をするバカは嫌われるじゃないですか、日本って。ワタシもそういう方々は苦手です。でもこのクラスの雰囲気は完全に欧米で、むしろ質問をしない発言もしない、やる気もない(なさそうに見える)、意見を持たない人間は嫌われます。だからある意味、人によっては合理的に勉強を進められる。この文化の違いは3年程欧米に留学していたワタシでも結構新鮮で、改めて文化の違いは面白いなと感じています。

新しいクラス、先生に替わって、ある程度スペイン語を話せるようになってきたワタシは生来自己中なので、とにかく発言・雑談するわけです。で、話す度に先生はワタシの文法・語彙のミスをさらっと指摘してくれるし、とっつきやすいクラスの中心人物になると先生もよく授業中に名指ししてくる(いわゆる、いじってくる)し、そうするとその会話の中で使われる単語や表現は頭に残りやすい。最近は、毎日誰よりも学べたと実感できるように自己中に振舞っています。でも勉強にハングリーである限り、誰にも毛嫌いされない。今の授業環境は理想です。

もちろん、争いを好まない、協調性を重視する日本の空気感を居心地いいと感じる時もあります。ただ「協調性」って単語はただ美化された表現に過ぎなくて、発言・行動しないのは他人の目が怖いからなんじゃないですか?実際ワタシは空気の読めない人間を好かない反面、空気を読んでいないことをするのが怖い。そしてそれが蔓延った社会は更に怖い。言いたいことも言えないそんな世の中はPOISON。そりゃそうだ。

文化に正しい正しくないはありません。ただどんな価値観が世界のスタンダードになっていくか、どちらに居心地の良さを感じるか、を踏まえてもワタシは日本だけで子育てはしたくないなと思ってしまいます。

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