イベリア航空:日本と南米がまた一歩近づきました

先日10月19日、18年ぶりとなるイベリア航空による日本再就航の初便(マドリード・成田線)が到着したようす。18年前となると前回の最終便は1998年となるわけで、邦銀が抱える不良債権処理に公的資金が投入される等、世界における日本のプレゼンスが急下降している真っ最中な時期で日本人にとって欧州が遠ざかっていたのは十分想像できます。

この記事を取り上げたのは何といってもイベリア航空は欧州から南米へ週250便を運航、南米路線は53%(2015年度)を占めているとされるほど南米との結びつきが強い航空会社だからです。今までは日本からコロンビアへ旅行するのに、北米経由か欧州経由という選択肢が大きくあったわけですが、欧州経由は肌感覚として少し値段が高いのと、結局欧州のどこかからスペインへ飛ばなくていけなかったのでトランジットが最低2回必要だったわけです。当然価格次第ではありますが、マドリード・成田が結ばれたおかげで1回のトランジットで南米まで来れる選択肢が増えた、つまり航空会社間の競争が高まり、利用者が恩恵を受けるチャンスが増えたといえます。風が吹けば桶屋が儲かる話よりロジカルな話かと。

ちなみに正確にはJAL、ブリティッシュエアウェイズ、フィンランド航空が日本欧州間で結んでいる共同ビジネス(収益、コスト、スケジュールや価格をシェア)に参加するということらしいです。いい兆し。

参考:イベリア航空、初便が成田に到着–再就航の狙い「観光需要」「中南米路線」

Iberia joins JAL, British Airways and Finnair in joint business on flights between Europe and Japan

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