英エコノミスト誌:2016年最も改善された国にコロンビア

英エコノミスト誌(The Economist)が選ぶ2016年最も改善された国(improved the most)にコロンビアが選ばれました。Our country of the yearという記事になります。去年一昨年はミャンマーにチュニジア。スイス、日本、そしてニュージーランドも同じように評価されているようですが、恐らく既に先進国という観点から対象外となっているようです。また、教育に力をいれOECDによる国際学力調査(PISA)で好成績を残したエストニア、経済が急成長しているアイスランドも評価されています。

エストニアに関していえば旧ソ連、バルト三国と一括りにされがちですが、ロシアというよりほぼ北欧のイメージです。ワタシは学生時代にバルト三国の1番南のリトアニアに留学していましたが、文化的、言語的にはラトビアとリトアニアは非常に近いものを共有していますが、エストニアは物価も高いしITの発展具合からも優等生とみなされて北欧だよ、なんていう人もいました。ただロシア人のアイデンティティを持つ住民がバルト三国の中でも1番多く、歴史的な背景から小国としてセットにされるのも止む無しという、少し複雑な国ですが注目されて然るべき国ですね。

話が逸れました。今年コロンビアが選ばれた理由ですが、やはりFARCとの和平合意という側面が大きいようです。もう少し定量的にも理由を述べて欲しかったというのが本音ですが、在コロンビア邦人としては嬉しい限りです。

英エコノミスト誌は雑誌の形態をとる週刊新聞で、本社は英ロンドン、主な読者層は北米と欧州のビジネスマンで、日本でも証券会社に勤めていた時は結構読んでいる同僚も多かったです。発行部数は週平均155万部、欧米の意識高いインテリ層がどんな共通認識を持っていて何に注目しているのかを知る意味でも価値はあると思います。情報はググればいくらでもありますが、参照記事もないクソみたいな情報記事が乱立している昨今のネット情報を信じるだけでなくお金ある人はお金を払って情報を得るべきです(Wikipediaの信憑性をここでは問いません)。だからワタシの書いたことを全部鵜呑みにしないでください。そして当然英エコノミスト誌の思想を全て信じるのもそれはそれではてなです。株主がロスチャイルド家等の財閥だったりする時点で英米の白人至上主義の優位性は今後も揺るがないんだろうな、なんて残念な気持ちになります。普通の企業でなくて人の思想に影響を与えるメディアですからね。ただその意味で欧米がコロンビアに注目している、というのは断言できます。

情報に対する捉え方も変化しているし、その価値は人それぞれなので別にいいんですけどね。

ちなみにワタシはお金ないんで購読続けるか迷っています。加えて記事の大半はアメリカ、イギリス、中国がメインで、コロンビアなんてAmericasといってカナダとラテンアメリカを一括りにして1ヶ月に1記事あるかないかですから。また、中国はそもそも1つのカテゴリーなので1週間に幾つも記事がありますが、日本はアジアの括りの中で1週間に1記事あるかないか。それだけ欧米からの興味関心が薄いという話と、潜在的な日本の購買層の伸びにも限界があるということかと思います。残念ながら。そしてこれも鵜呑みにしないでくださいね。

 

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