世銀:2017年コロンビア経済の成長見通しは2.5%

Colombian Reportsの記事(Colombia’s economic growth for 2017 projected at 2.5%: World Bank)によると世銀はコロンビア経済の成長見通しを2016年1.7%(推定)、2017年2.5%(以降、予測値)、2018年3.0%、2019年3.3%とした。中南米(含むカリブ海、以下LAC)全体の2017年予測は1.2%なのでLACの隣国と比べては高い成長率が見込まれる。要因としては、資源などのコモディティ価格の下落、世界経済の成長鈍化、LACの大国ブラジル経済の行き詰まりを挙げている。

以降の見通しとして、トランプ政権誕生にみられる欧米の政策転換が、特にアメリカ経済に依存しているLAC地域にとっては無視できない問題だとも指摘している。そして更なるコモディティ価格下落の可能性をダウンサイドリスクとして、特にブラジル、アルゼンチン、ベネズエラの経済が特に影響受けるだろうとしている。

ちなみに元のデータはこれです。January 2017 Global Economic Prospects  Weak Investment In Uncertain Times

大きな数字より目の前のインフレと増税

とまあ目の前の生活にいっぱいいっぱいの大半のコロンビア人やワタシにとってはあまり縁のないデータですが、他国も同じ指標を軸に語られるので結構面白いです。個人的な感覚になりますが、ボゴタで生活をしていて最近インフレがもの凄く激しくて日々商品の値段が高騰しています。年始より消費税(正確にはVAT付加価値税)が16%から19%に引き上げられたこともありますが、ここぞとばかりに小売店は消費税増税以上に値段を引き上げているため、正直こんなバラつきがあっていいのかと思う程、お店によって商品の価格が異なる状況が起きています。だからマクロ的な数字は回復傾向にあるとしても一般的なコロンビア人からすると増税のインパクトが強すぎてそれどころではないと、いうのが本音かと思います。(まあどこの国行ってもそんなものか)

ちなみに物価の話といえば、コロンビアも原油などのコモディティとアメリカ経済に依存している典型的な中南米の一国です。通貨は今USD1が約COP3,000ですが数年前までCOP2,000が基準だったと思うと、ペソ収入がない外国人の1人としては今後の原油価格上昇に伴うペソ高により肌感覚で物価が更に高騰するだろうと思うと恐ろしいの一言です。もうそん時はストライキするしかないですね。働いていないから誰にも迷惑かけませんし。

なので、中南米旅行をするなら全体的に通貨が弱くなっている今のうちがいい機会だと思いますよ(個人的な推測です)。

CPIは5.75%

ちなみに文句だけ垂れる庶民のワタシですが政府はしっかり対応しているのか、という意味では2016年に入ってインフレ抑制のために7度も政策金利を引き上げ、2016年12月にはインフレ抑制に目途が立ち0.25%引き下げて2017年1月現在7.5%。消費者物価指数であるCPIは2016年7月にピークの8.97%から2016年12月は5.75%に落ち着いています。落ち着いていますって書きましたが、生まれてからデフレの時代を過ごしてきた身としてはなんか変な感じです。

参考:Departamento Administrativo Nacional de Estadística (DANE)

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