【治安関連】ボゴタ・カンデラリア地区の治安 2017年5月

ボゴタの治安に関しては昔記事を書きましたが、治安に関する問い合わせが最近増えてきたのと、治安の現状も少し悪化している感覚を覚えるので、カンデラリア地区の治安に限定して補足します。少し重複する部分あり。

 

大使館から邦人被害の注意喚起メール来る

つい先日在コロンビア大使館から在住者向けのメールに強盗関連の注意喚起メールがありました。邦人被害の強盗が最近多数発生しているようで、モンセラーテの丘入り口、ロス・アンデス大学、旧市街歴史地区付近昼間帯に発生しており,犯人は凶器を所持していたとのことです。

La Candelaria カンデラリア地区は決して安全ではありません

ボゴタに関してゼロ知識の方のために、旧市街とはカンデラリア地区を中心とした場所で、上記3件の強盗は観光の中心部で起きています。

ワタシが初めてボゴタに来た時、自分にとって南米大陸初都市ということもあり何かの犯罪に巻き込まれるのではないかと常に緊張していたのを覚えています。多分普通の感覚を持っている人ならみんなそうだと思います、邦人のみならず欧米人の旅行者含めてやっぱり誰でも初めての南米の街はどこか気を張っている。でもコロンビアにはその高い犯罪率という闇を覆い隠すぐらい魅力的な面もあり、このブログを通じて自分が感じたことは書き続けてきた認識でいます。そして当地に住んで色んな旅行者や在住者と関わらせてもらっていて思うのは、シックスセンスに近い、危険センサーが鈍い人はそれなりの数が存在しているんだなということ。いわゆるヌケてる人、見てて本当に不安になります。普通のコロンビア人と比べたら当然ワタシもヌケてる人。ここではあえてしっかり書きますが、コロンビアの大都市、特にボゴタの旧市街は決して安全ではないですよ。そして、いわゆるしっかりしている人でも、犯罪に巻き込まれるか否かは確率の問題だと個人的には思っているので、この国で絶対安全ということはない、これを大前提として話続けます。

他人の経験を鵜呑みにしないこと

みんなは危ない危ないと言うものの、何もなかった経験をすると逆に勘違いをしてしまう、これはワタシも一緒です。「いや、コロンビアのボゴタ、言うほど危なくなかったよ」、等。先日自転車の盗難被害に遭う、だったりクレカで不正取引がされる、等々そういう事は不意に発生するもので、今の今まで強盗被害に遭っていないのも確率の問題だと思っています。なのでこのブログも他の旅行者のブログも、話半分に聞いてください。

昼間でも気を付けて

カンデラリア地区がどれだけ危ないかという肌感はもちろん人に寄りますが、それなりに慣れている自分でも夜にわざわざ飲みには行きません。街をパトロールする警官は基本的に夜19時か20時までの勤務。では昼間が安全かといわれれば必ずしもそうではなくて、直近邦人絡みの強盗は3件とも日中に発生しています。土日は人が少ない分警官も少ないのでなんか昼間でも物騒だなと感じることは場所によってあります。それこそ最近日曜にカンデラリアを1人で歩いていた時、ホームレスに声をかけられて、普段は無視するところを今回は少し目を合わせてしまったために1分ぐらい付きまとわれたあの経験は怖かった。背中を向けてひたすら無視して歩くあの時の気持ち悪さといったら。

ドラッグ漬けのヒッピー天国

カンデラリアには欧米人ヒッピーが集まります。理由は恐らく家賃や物価が安くて治安的にギリギリ外国人がいられること、ドラッグ売買の中心地に近いこと、住むことで自身のヒッピー感に箔が付くこと、なんかが推測されます。自分が初めて旅行で来た時には事前情報ゼロでしたのでカンデラリアに宿泊しましたが、2回目は安全を数百円で買う感覚で別のエリアに宿泊しました。実際、以前紹介した1212ホステルにはカンデラリアに数泊した後に移ってくる欧米人バックパッカーや旅行者が多かったです。

カンデラリア周辺は散歩しちゃダメ

ではどこを歩いてはいけないのか。

  • 基本カンデラリア周辺
    • 東の山側は貧困街(街を一望できて綺麗だけどダメ)
    • 南も貧困街(そもそも行く用事ないはず)
    • Carrera10より西はドラッグ・風俗・ゲリラの聖地(詳細は別の機会で書きます)
    • Calle19より北はTHEローカル繁華街(Museo NacionalまでCarrera7のホコ天を歩いて行けますが現地の友人にこんなところ絶対歩いちゃダメと助言されたこともあります)
  • モンセラーテの丘入口から旧市街に入るまでの暗い道(強盗側からするとこんな観光客が集まる暗くて魅力的な道はないですからね)
  • カンデラリアからパロケマオ市場まで
  • 細い道、人気が少ない道、違和感を感じる道

1人ではなるべく行動しない方が確実だと思いますが、日本人と歩いていると周りからの視線は凄い感じるので逆に目立つという印象は否めません。その前提で。

更なる具体的な場所は宿の詳しい人に聞いてください。ボゴタは数ブロック歩くだけで街も住民も雰囲気が急に変わるので。先日、カンデラリアから西南徒歩20分ぐらいのところにあるアメリカ人の友人の家に遊びに行くのに、軽い貧困街を通らなくていけなかったんです。カンデラリアの西に位置する本当に立ち入ってはいけない地区でもなかったので、どこか恐怖心より好奇心が勝り徒歩で向かったわけですが、日曜の午前中、今すぐタクシーに乗らなきゃ襲われるかもしれない早くタクシーよ今すぐ来てくれ今すぐ!と心の中で叫んだのは事実です。まともそうなコロンビア人に話かけその場を乗り切りましたが、あれは怖かった。ボゴタは広い。

不安があるなら宿泊先は北部へ

一度足を踏み入れればすぐにわかりますが、ボゴタの旧市街は貧困地区に囲まれているので、明らかにラリっている浮浪者や物乞いが多く、先進国の街からダイレクトに降り立つ場合には圧倒されるのではないかと思います。なのであまり旅行を経験されていない方や治安に不安のある方は旧市街ではなく北部に宿泊することをおススメします。出張者の大半は北部に宿泊しています。ボゴタを南北に分けると空港とカンデラリア地区を結ぶエル・ドラド通り(Avenida El Dorado)が境界線になりますが、ここでいう北部というのは、すごいざっくりですが日本大使館があるCalle 72より北をイメージしていいかなと思います。例えば以前書いた1212ホステル近辺、Andino Shopping Mall近辺、Paque de la 93近辺、Usaquen地区とかになると、あまり欧米と変わらないかな、と。外資系のチェーンのホテルなんかは下手な地区には置けないので、そういったホテルが近くにあるかを基準にして考えれば良いと思います。

それでもカンデラリア旧市街は綺麗ですよ

それでも石畳でコロニアル調の旧市街の街並みは綺麗なので昼間に是非見ておきたいところ。既に他の南米を周ってるバックパッカーでラフな地区にそれなりに慣れていて数百円でも節約したい人はカンデラリアに宿泊するのも良いのではないでしょうか。但し、自己責任でお願いします。カンデラリアの宿でいえばSayta Hostel 2に日本語を話すステファニーがいるので日本人バックパッカーが集まってるようです。

最後に

あえて危ない面を強調して書きましたが、無知は命取りになる国です。情報収集の努力は惜しまないでください。連絡頂ければ可能な限りガイドするので必要に応じてご連絡ください。
そして、下記は南米に入る方全員に目を通して頂きたい記事になります。コロンビアで亡くなった一橋大学出身・井崎亮さんの事件から、私達旅人が改めて考えるべきこと(ハフィントンポスト)

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