ヤリ放題飲み放題の旅行パッケージ さすがに批判集まるも法的な扱いは?

先日ある動画が物議を醸したお話。大前提としてこの記事は性産業・セクスツーリズムを推奨するものではありません。ネタなので興味のある方だけ読み進めてください。

話題の動画すぐ削除される

事の発端は先週カルタヘナ(カリブ海沿いの有名な観光地)のイベント会社が外国人向けの船上パーリ―+無人島(プライベートアイランド)で三泊四日のなんでもあり乱痴気パーティーのPR動画をネットに投稿し、一部SNSで話題になりカルタヘナ市長までがコメントする騒ぎになった。その問題となった動画はYouTube上では削除されたが下記ニュースサイトには残っているので参照されたい。

Unlimited sex, drugs promised in ‘disgusting’ Colombian holiday package

Shocking video offers sex and drug holiday on remote Colombian island – complete with ‘PROSTITUTES’

旅行パッケージの内容がぶっ飛んでいる

なんとなく上リンク先のタイトル読むだけでもお察し頂けたと思いますが、その観光パッケージは60人の売春婦と外国人の客30人で、飲み放題・食べ放題・ドラッグやり放題(ドラッグフレンドリーなだけでドラッグ自体は提供しない)・セクースし放題(60人のプロが常勤)の三泊四日間の乱痴気パーティーです。ちなみにパッケージは4つあり価格はそれぞれ$599から$1499という情報と、$5,000という情報が錯そう($5,000で30人集められたら約1700万円の売り上げ)。こういうのは昔からこっそり存在していたとは思うんです、金持ちのおっさんが裏で堅気でない人達に結構な額のお金を違法に払って。そういうグレー・ブラックな領域が世に堂々と出てくる感じは時代を感じます。「まー動画におつぱい出てるわけじゃないし大丈夫でしょ」という考えというよりは、バズれば(話題にできれば)マーケティング費用が抑えられるという考えではないかと。しかし当然こんな問題動画そして問題な企画は物議を醸しついにカルタヘナ市長とカルタヘナ市がコメントする。


カルタヘナを性産業の目的地とするつもりはない、断固拒否する。こういったニュアンスでしょうか。2014年時点でVice(新興メディア)がカルタヘナの未成年者による売春を問題視している記事があったので今に始まった問題ではなさそうです。

当局の対応。さすがに違法?

YouTubeが動画を削除するか否かは彼らに決定権があるのでそこで削除されたのは特に違和感なし。では当局がこの企画を中断させることは法的に可能か、気になったので調べました。(弁護士でもないし原文辿っていないので鵜呑みにしないでください)

前提として「コロンビアで売春は違法ではないが、ポン引き(Pimping)は犯罪」

英語の記事でこの文言を見かけました。コロンビアで売春は合法らしい。ポン引きって単語を知ったように今訳しましたがウィキペディアに頼ると「主に売春に顧客を集めるために路上などで勧誘する行為を言う」らしい。日本の法律では、路上に限らず、「公衆の目にふれるような方法で、人を売春の相手方となるように勧誘すること」も駄目らしいので、コロンビアの法律も正確にはわかりませんが「pimpingは犯罪」という点から本件は勧誘方法に問題がありとされても仕方ないと理解しました。一方で、英語ネイティブ(豪州人)に聞くと、それもあると思うけど「ワーカーが実質奴隷の状態で(借金なのか契約なのか、自由意思に反して)売春を強要されるケース」じゃない?という回答も。言葉の定義はどちらのことかは正直よくわかりません。

(ちなみにアメリカの高校にいた時、友達は「超クール、かっこいい」というニュアンス(当然スラング)で使ってました。)

この記事で法律に詳しい専門家として大学教授がコメントしているのを要約すると、

・法で明確に禁止されていることに触れなければ法的には許されるという原則
・公共に迷惑をかけなければ問題ない(例として挙げられたのは、もしあなたが50人のプロを家に呼んで何をしようが、騒音等に配慮すれば法的には問題ない)⇒今回は船上、そして無人島で迷惑をかける人はいない
・もちろんプロは成人である前提

つまり法的には問題ないのではという結論。しかし話題になり過ぎたのでしょう(ドラッグフレンドリーと宣伝したこと自体が法に触れるかは不明)。El Tiempo(新聞社)によると、入国管理局(Migración Colombia)、警察、観光団体、そして海軍は共同で本件を阻止すると声明を出しています。また入国管理局にいたっては当観光パッケージで訪れる観光客とわかったら入国させない、としています。どうやってかはわかりません。既にイベント会社のホームページ(アリゾナ州に住所あり。サーバーだけかな)はコロンビア国内からは閲覧不可にしてあるとか(客は外国人だけどね。VPN使えば関係ないけどね。)。

ちなみにそのイベント会社が商業・法人登記していないという事実には笑った。まあ堅気ではないでしょう。

考察(真面目)

と長々と書きましたが、ワタシが本件で改めて考えせられたのは「法に触れていなくても当局が介入できるのか。できてもどうやって。」という国の在り方でした。国境の垣根が下がり続ける今の時代に国家がどこまで情報と人(本件は外国人)を管理できるのかなと。AirBnB然りUber然り。その一方でデジタル化⇒情報管理が昔と比べて遥かに容易になる⇒国がコントロールしようと思えばしやすい環境でもある、と。管理社会は気持ち悪いけど、サイバー上国民をガチガチ管理できている国家と管理できていない国家、戦争になったらどちらが強いか、なんとなく結論はみえてる気がします。売春から考える国家の在り方。ぷっ

本件に話を戻すと11月末に実際何が起きるのかを待たないとわからない、の一言になってしまいます。実行されるのか回避されるのか、どうやって。もっと情報が出てきて、気分がのればまた記事書きます。(改めて、性産業・セクスツーリズムを推奨するものではありません。)以上、ありがとうございました。

参考:

Seis preguntas sobre ‘el paquete de sexo ilimitado’ en una isla en Cartagena (Vice)
YOUTUBE REMOVES VIDEO ADVERTISING COLOMBIAN SEX ISLAND HOLIDAY(Independent)
¿Pueden las autoridades cancelar fiesta sexual en isla de Cartagena? (El Colombiano)
Unlimited sex, drugs promised in ‘disgusting’ Colombian holiday package (Newshub)
Shocking video offers sex and drug holiday on remote Colombian island – complete with ‘PROSTITUTES’ (DailyMail)
Video promociona turismo sexual y drogas ‘sin límites’ en isla privada de Cartagena; las autoridades reaccionan (El Comercio)
Alarma en Cartagena por video que promueve el turismo sexual (El Tiempo)

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